桜の季節、またふたりで
竣くんに相談した時も、
「美春のたった一人のお母さんだろ。
娘の話に向き合ってくれるはずだから、安心しな。
万が一、わかってもらえなくても、俺は美春の味方だから」
私を応援してくれた。
竣くんが私の味方でいてくれるってわかってたから、話す勇気がもてたんだ。
「あのね、今度三者面談があるんだけど、仕事の都合つく・・・かな?」
「日時は決まってるの?」
「ううん、希望日時を教えてくださいって」
私は母に、プリントを渡した。
「わかった、今日出勤してから調整してもらうから、返事は明日でいい?」
「うん、お願いします」
「なんだか、まだ何か言いたそうな顔ね」
「えっと、その、進路のことなんだけど。
奨学金もらえる成績で合格できたら、大学へ行っても・・・いい?」
「美春のたった一人のお母さんだろ。
娘の話に向き合ってくれるはずだから、安心しな。
万が一、わかってもらえなくても、俺は美春の味方だから」
私を応援してくれた。
竣くんが私の味方でいてくれるってわかってたから、話す勇気がもてたんだ。
「あのね、今度三者面談があるんだけど、仕事の都合つく・・・かな?」
「日時は決まってるの?」
「ううん、希望日時を教えてくださいって」
私は母に、プリントを渡した。
「わかった、今日出勤してから調整してもらうから、返事は明日でいい?」
「うん、お願いします」
「なんだか、まだ何か言いたそうな顔ね」
「えっと、その、進路のことなんだけど。
奨学金もらえる成績で合格できたら、大学へ行っても・・・いい?」