ライ【完】
「そうなのね。」
それを聞いて安心したのか
雷太のお母さんは嬉しそうに笑った。
「雷太もきっと喜んでいるわ。雷太、志穂ちゃんがベース弾いている姿が好きだって言ってたから。」
「えっ!?そんなこと言ってたんですか!?」
まさかの爆弾発言に一気に顔が赤くなる。
「そうよ~家でずっと志穂ちゃんの話ばかりだったもの。」
「わー!恥ずかしいのでやめてください!」
私が耳をふさいで抗議すると
楽しそうに雷太のお母さんは笑った。
「――これなら大丈夫そうね。」
そう言って。
雷太のお母さんは持っていた鞄から
細長い箱を取り出すと
「はい。これ。」
と私に差し出した。
それを聞いて安心したのか
雷太のお母さんは嬉しそうに笑った。
「雷太もきっと喜んでいるわ。雷太、志穂ちゃんがベース弾いている姿が好きだって言ってたから。」
「えっ!?そんなこと言ってたんですか!?」
まさかの爆弾発言に一気に顔が赤くなる。
「そうよ~家でずっと志穂ちゃんの話ばかりだったもの。」
「わー!恥ずかしいのでやめてください!」
私が耳をふさいで抗議すると
楽しそうに雷太のお母さんは笑った。
「――これなら大丈夫そうね。」
そう言って。
雷太のお母さんは持っていた鞄から
細長い箱を取り出すと
「はい。これ。」
と私に差し出した。