イケメン小説家は世を忍ぶ
「え?出来たんですか?」
すごい!
セピオンのクーデターでバタバタしていたのに……。
驚いてケントを見ると、彼は笑顔で頷いた。
「『締め切りは守る』って言っただろ?」
「ラストはどうなったんですか?すごく気になる」
「それは、製本されてからのお楽しみだな」
ケントは悪戯っぽくウィンクすると、何故か私のロープを絞め直す。
「どうしてまた結ぶんです?」
せっかく外したのに……。
不思議に思い、問い掛けるようにケントの顔を見上げた。
「誰かが入って来たらマズイだろ?とりあえず状況はわかったし、ロープも緩めておくから」
「……確かにこんな自由にしてるところ見られたら拷問受けそうですもんね」
すごい!
セピオンのクーデターでバタバタしていたのに……。
驚いてケントを見ると、彼は笑顔で頷いた。
「『締め切りは守る』って言っただろ?」
「ラストはどうなったんですか?すごく気になる」
「それは、製本されてからのお楽しみだな」
ケントは悪戯っぽくウィンクすると、何故か私のロープを絞め直す。
「どうしてまた結ぶんです?」
せっかく外したのに……。
不思議に思い、問い掛けるようにケントの顔を見上げた。
「誰かが入って来たらマズイだろ?とりあえず状況はわかったし、ロープも緩めておくから」
「……確かにこんな自由にしてるところ見られたら拷問受けそうですもんね」