イケメン小説家は世を忍ぶ
男の俺でも正視するのが辛かった。
ユアンが持ってきたファーストキットを開け、箱の中から消毒薬とピンセット、止血用のガーゼを取り出す。
麻酔なんて便利なものはない。
着ていたジャケットを脱ぐと、舌を噛まないよう結衣にそれをくわえさせた。
「結衣、ちょっと我慢しろよ。ジェイク、結衣の身体を押さえてくれ」
傷口を消毒すると、機体が揺れる中、ピンセットを使って探るように弾を探す。
あまりの痛みに結衣は暴れだし、ジェイクが必死で押さえた。
「結衣、あともうちょっとだ」
俺も左手で結衣の肩を押さえ、何とか弾を取り出すが、結衣の呻き声が耳に痛かった。
麻酔なしだ。
ユアンが持ってきたファーストキットを開け、箱の中から消毒薬とピンセット、止血用のガーゼを取り出す。
麻酔なんて便利なものはない。
着ていたジャケットを脱ぐと、舌を噛まないよう結衣にそれをくわえさせた。
「結衣、ちょっと我慢しろよ。ジェイク、結衣の身体を押さえてくれ」
傷口を消毒すると、機体が揺れる中、ピンセットを使って探るように弾を探す。
あまりの痛みに結衣は暴れだし、ジェイクが必死で押さえた。
「結衣、あともうちょっとだ」
俺も左手で結衣の肩を押さえ、何とか弾を取り出すが、結衣の呻き声が耳に痛かった。
麻酔なしだ。