蒼姫様は、守られません!!~完~
お嬢様を守るってのは危ないって知ってた

だけど、納得出来なくて...



帰る途中、男に声を掛けられた



「なんですか」

「君、朝日奈さんの息子さんでしょ?」



そいつは妙ににやにやしながら訊いてきたんだ

俺は"両親のことを知ってる=藍月組の奴"って認識した




「そうですけど...?」

「君のお父さんたちが死んだ理由、知りたくない?」




納得出来てなかった俺はそれに食いついた




「教えてくれるんですか?」

「あぁ。だから、協力してくれないか?」

「何に...」

「藍月組を潰すのを」
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