蒼姫様は、守られません!!~完~
6章

恋バナと理由と自覚

☆★奏翔side★☆


愛桜は顔を赤くして川崎の方に走って行った




「なにあれ、可愛い」



音源に目を向ければ想像通りリツがいた

そのリツの顔はにやにや笑っていて


とりあえず...





「うざい。」

「えっ、ちょ待っ!酷くないーっ!」

「本心だ」






子供のようにリツが騒ぐ

他のやつらは完全に苦笑してるし





「で、カナちゃん。ホントにアレ思ってたのーっ?」

「....ふっ」

「あ、今馬鹿にしたでしょーっ!」

「間違ってはない」

「もう、カナちゃーんっ!」





拗ねるリツ

ガキだな、まるで

言わないけどな、面倒だし






「リツは子供みたいだね」

「ちょ、はぁっ!?ゆーくん、何言ってくれてんのーっ!?」

「え?本音」





優はにっこり笑ってリツにトドメを刺す

ほんと、敵に回すと怖いな
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