蒼姫様は、守られません!!~完~
「ねぇ、愛桜ちゃん。」

「ん?」




奏翔たちを見ていたら

璃咲の声にを掛けられて視線を移す





「愛桜ちゃんって奏翔くんのこと、好きなの?」

「...どうだと思う?」

「えっ」

「私自身ね、分からないの」





そう苦笑すれば、璃咲は驚いた表情を浮かべた


...なんで、そんな驚いてるの




「愛桜ちゃんからそんな類の話聞くの初めてだ〜!!」




璃咲が嬉しそうに笑う

頬に両手を当て、可愛らしく「きゃあ〜♡」と騒ぐ





「それで?なんでわかんないの?」

「恋したことないからわかんないだけだけどね。」





笑いながらそう言えば「それで?」と目を輝かせて璃咲は詰め寄ってくる
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