蒼姫様は、守られません!!~完~
10分経ったぐらいで思い出して声を上げる



「そうだ。私、結局姫になること承諾してないよね?」



室内に沈黙が訪れた

あは✩やっちゃった?




「信頼出来るようになったら、ってみぃ言っただろ。」



そんな空気を破ったのは昼食の注文以来言葉を発しなかった瞬矢

正直、助かった


「あぁ、そういえば。」

「じゃあ、姫になることを承諾したってことでいいかな?」




「...」



即答は出来なかった




「愛桜。姫になれよ。俺の、女になれ。」

「ふふっ、奏翔。それ、今日3回目くらいだね。」



そう言えば奏翔は表情を和らげた

うん、ちょっと反則だと思う

元がいいからすごいかっこいい
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