蒼姫様は、守られません!!~完~
2章

お披露目

あぁあ、緊張する

学校無理やっぱ無理

そう思ってたら、スマホが鳴った



「はーい?」

-昨日のコンビニにいるから早く来い

「奏翔ぉ、緊張する。やっぱ無理」

-じゃあ、パーカ着て来い遅刻する

「あ、そっか。そうする!」




そうして通話を終了させた

え?いつの間に連絡先交換したのって?

勝手に入れられてたんだよ〜、優に




パーカを羽織ってフードを被って登校した



「お前、変な人に見えるぞ」

「だって〜!」

「はい、学校着いた。もうそれ脱げ。」

「えっ、やだ。やだやだ、無理無理無理!」



というやり取りをしていると、どんっと背中に衝撃が走る



「おっはよーっ!みぃちゃん!カナちゃん!」

「お、はよ。立騎。」

「リツ、朝からアタックはきついと思うぞ。」

「あっ、そっかーっ!ごめんっ!」
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