蒼姫様は、守られません！！～完～

は？え？今この人なんてっ！？



「お前、俺と目ぇ合っただろ？」



黒髪のイケメンが口を開いた

その言葉に教室内がざわつく



「あ、合いました。」

「なんで、すぐそらした？」



来たのは予想外な質問


なんでって言われてもなぁ...

黙ったままの私に痺れを切らしたのか黒髪のイケメンが誰かを呼ぶ




「優」

「はいはい」



そう言って出てきたのはさっき歓声を止ませた茶髪のイケメン



「悪いけど、ちょっと倉庫に来てくれない？」

「何もしない？」

「多分？」



質疑応答のはずが質疑で会話を続けている

すると、黒髪のイケメンが再度彼を呼ぶ



「優」

「分かった、でもちゃんと自分でやってよね。」



茶髪のイケメン、多分、優？の言葉に頷いた黒髪のイケメン

次の瞬間、私の体はふわりと浮いた