蒼姫様は、守られません!!~完~
「どうですか?」



にっこり笑って訊ねれば先生の余裕そうな表情が引き攣る

だんだんと青ざめていき、終いに震える声で告げた




「せ、正解です...。」



私は璃咲、そして【蒼月】のみんなに向かってピースをした

みんなピースを返してくれた

そして、席に戻ろうとするとまた呼ばれる



「きっ、如月さん!髪染めるのはやめなさい」

「どうして私だけに言うんです?」

「それは....」

「私を下に見ているから、でしょうか?」

「っ」

「図星ですね!教師としてそれどうかと思いますよ?」



そして、席に戻ろうとまた向きを変えた時

言い忘れを思い出した



「あぁ、そういえば。これ、地毛なんです。」



そう言ってまた笑えば先生の顔が更に青ざめた
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