蒼姫様は、守られません!!~完~
みんなが驚いたのは言うまでもない

だって、【燈華】だけでも驚きなのに、〈璃華(アキカ)〉って...



「川崎、お前副総長なのに、総長と〈月蝶〉に面識があること知らなかったのか?」



奏翔、ナイス!

いい質問だ



「え?なんでそうなるのよ?」

「さっき動揺してただろ?」



奏翔の言葉に川崎 璃咲は考え込んで思い出したのか

あぁ、と呟いた



「あれは、〈狂華〉と〈月蝶〉に面識があることを調べられたことに驚いてたのよ」



え、なに。こいつ?

なめてんの?

殴っていい?



「理由はね、あれは普通の族やちょっと強いNo.4くらいまでの族だったら

調べられない内容のはずなの。

だけど、調べられたのねって思って。

あ、あと。〈優月〉、殺気仕舞いなさい」



気付いてたか...



「まあ、それ以上は調べられなかったでしょ?」

「あぁ」

「ま、あの後は〈狂華〉本気出してロック掛けてたからね。

〈月蝶〉が爆笑してたわ。」

「〈月蝶〉が?」

「そう。」
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