蒼姫様は、守られません!!~完~
☆★〈狂華〉side★☆



裏口から溜まり場に入ると

〈璃華〉はまだ来てなかった



しばらくパソコンでハッキングしていると

扉の向こうから〈璃華〉さん、こんばんはーと聞こえてきてパソコンを閉じる



ガチャと、いうドアと共に総長室に入ってきたのは

言うまでもなく〈璃華〉だった




「〈璃華〉、今日は遅かったわね?」

「親友の彼氏と言い争いっぽいのしてたのよ」

「親友の彼氏と?親友って如月 愛桜よね?彼氏いるの?」

「最近、っていうか昨日族の姫になったっていうから...そういうことじゃん?」

「あぁ、そういう。....族?」

「【蒼月】だよ。全国No.1の。」




【蒼月】ね

初代辺りのとき、戦ったことがあるらしいけど...



【燈華】は途中からレディースになったからね




「あたしも倉庫に誘われたけど、ちゃんと断ったよ」
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