蒼姫様は、守られません!!~完~
「ここにいるヤツ集まれ」



2階から奏翔がそう呼ぶと200人くらいの男子が集まっていた





「昨日来ていたヤツは知ってるだろうが、こいつを姫にする。」

「愛桜ちゃん、挨拶。」




優に促されるまま、奏翔の隣に立つ




「如月 愛桜です。姫としてこれからよろしくお願いします。」




そう言って頭を下げるとよろしくお願いします、と返ってきた

大勢いるからみんなバラバラだけど



1階に降りて、下っ端くんたちに一言言った




「あの4人みたいに怖いわけじゃないから、

気軽に話し掛けてくれていいからね。」



彼らはけたけた笑ったが

その4人は階段を降りてきた




「愛桜ちゃん、今のは聞き捨てならないな?」

「誰がこえーって?」

「俺たちそんな怖くないってーっ!」

「愛桜、今のはどういう意味だ?」
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