蒼姫様は、守られません!!~完~
うわぁ、威圧感たっぷり...




「ちょ、みんな笑ってないで助けて!」

「無理あります!頑張ってください姫!」

「あ、ちょ、今見捨てたの誰!!?」

「郁斗です!」




誰かが郁斗(イクト)の手を持ち上げた

私は郁斗の後ろに即座に隠れる





「ありがとう、名前は?」

「理です。」

「理ね、オッケー。」




郁斗の影に隠れながら理(オサム)と会話する

理はさぞ楽しそうに笑っていた



「愛桜ちゃん、郁斗を盾にするのはやめようか。」

「してない、してないから郁斗動かないで」

「姫、俺まだ死にたくないです。だから頑張ってください!」




そう言って郁斗は逃げた

反対側に



私だって死にたくないっ!!
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