蒼姫様は、守られません!!~完~
「奏翔、優、立騎、瞬矢。落ち着きましょう?」



未だにけたけた笑う下っ端くん

みんな他人事だからって!!

実際、他人事だけど!




「辰紀!!」



どこかにいる辰紀を呼ぶと彼は返事をして

こちらに向かってきた





「今日はプリンお願い。」

「了解です。」




こんな時にお願いしちゃうのもあれだったけどな...

と思って「よろしくー」と見送ってると....

歩いて行こうとする彼を4人が止めた




「待て待て待て待て!」

「愛桜ちゃん、璃咲ちゃんにあんな言われたんだから少しはさ...」

「みぃちゃん、昼ご飯食べてないでしょーっ!」

「辰紀、プリンじゃなくてハンバーグを頼む。」



「ちょ、奏翔!勝手に注文変えないで!」

「ハンバーグ、嫌いなのか?」




きょとん、とした顔で訊いてくる奏翔

そういう意味じゃない!
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