蒼姫様は、守られません!!~完~
「と言っても2人で出掛けるだけだよ。」
-なんだぁ....
「でも、デートって言ったほうが面白いでしょ?」
-確かにね。それで、デートっていつ?
「今週の土曜日はどうかな?」
-あ、いいよ。分かった
「じゃあ、土曜日にね。」
そう締めて、電話を切る
『だって、ケンくんから電話掛かってくるの珍しい』
彼女が言った言葉が頭の中を廻る
きっと何気なく発した一言
彼女は気付いてるだろう
俺やヨウ兄が避けていることに
目を閉じて思い出す
ちゃんと、憶えてる
声も匂いも仕草も
あの人と似てるようで全然違う
俺にとってとても愛しい彼女のことを
☆★ケンside★☆
-なんだぁ....
「でも、デートって言ったほうが面白いでしょ?」
-確かにね。それで、デートっていつ?
「今週の土曜日はどうかな?」
-あ、いいよ。分かった
「じゃあ、土曜日にね。」
そう締めて、電話を切る
『だって、ケンくんから電話掛かってくるの珍しい』
彼女が言った言葉が頭の中を廻る
きっと何気なく発した一言
彼女は気付いてるだろう
俺やヨウ兄が避けていることに
目を閉じて思い出す
ちゃんと、憶えてる
声も匂いも仕草も
あの人と似てるようで全然違う
俺にとってとても愛しい彼女のことを
☆★ケンside★☆