Destiny ─ 運命 ─



次の日。


ドキドキと緊張が迫っていた。


忘れ物はないか、受験票はちゃんと持ったか


しっかりと確認をしてお母さんと家を出た。


落ち着いた速度で車を走らせる。


私は車の中で急いで国語の四字熟語を暗記していた。


学校近くのコンビニで車を止めて、友達と合流。


学校について準備をする。


教室内は静かな空気が漂っていた。


落ち着いて問題を解いてから数時間


最後のテストも終わり、友達とハイタッチを交わしてから塾へ向かった。


自己採点では余裕だと塾の先生に言われ、穏やかな気持ちで家へと帰った。


そして……


ずっと預けていた携帯が返ってきた。


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