誰よりも遠い貴方…
…マスターがハルサンに教えたのは本当?
…番号、間違えて教えたとか?
…昨日の私の失態に嫌気がさしたとか?
…さっきのマスターとの話は冗談?
頭の中は架かって来ない電話の事ばかり。
そんな考えを巡らす内に時間は経って行く。
今日は上客との同伴…。
…用意しなくちゃ・・・。
お風呂に入り…
上がって携帯チェック…
まだ知らない番号からの着信はない。
化粧を始めて…
途中、途中で携帯チェック…
まだまだ知らない番号からの着信はない。
シオ「はぁー…。」
大きなため息が漏れる。