誰よりも遠い貴方…





ハル「ちゃんと聞いてね。」


頷く私。

ハルサンの真剣な顔。
泣いてるような悲しい目。






ハル「最近コウジと飲みに行った時ね
店で軽く話したんだけど…
覚えてる?」


シオ「何のこと?」













ハル「俺ね…
…俺、結婚してるんだ。」











あの日の光景・会話を思い出す…。












???






なんだか微かに覚えてる…



コウジ君が話しを遮った形になったけど…
確かにハル口から



【結婚】




の2文字を聞いていた。





微かだけど
確かに
聞いていた。




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