誰よりも遠い貴方…





彼が帰った後
私はまたも眠りに就いた。




彼の香りが少し残る
私のベットで…









夕方に起き
またいつもの毎日。




TVを見て
時間になればシャワーを浴び
化粧をして
着飾って出掛ける。








シオ「おはようございま~す。」




いつもと変わらぬ店内。
いつもと変わらぬキャスト。




エマ「シーチャンおはよ♪」


シオ「おはよ♪」


エマ「あれ?
今日はシーチャン普通~。」


シオ「いつも普通だよ(笑)」


エマ「昨日のシーチャンおもしろかったのになぁ~…。」


シオ「何それ??(笑)」




いつものエマとの会話
他のキャストともバーテンともマスターともママとも
客とも
何一つ変わらない。
いつもの私。



アルコールもいつものように
適度に飲んで
ほろ酔い。



アフターもいつものように付き合って
でも、静かなバーで
1杯のカクテルだけで切り上げた。



そして、帰宅。






いつもの時間が流れてた。
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