誰よりも遠い貴方…
ハルは私をきつく抱きしめた。
またも2人は1つに繋がった。
私達はラブラブの恋人のようだった。
この時間がいつまでも続けばと願った。
だけど時間は過ぎて行く。
2度私を抱いたハルは
前と同じように
セカセカと服を着て
「また電話するから♪」
と言って。
私の家を出て行った。
普通に考えれば
朝なのだから
彼氏が仕事に行った。
と思えるのだけれど
彼は結婚してる…。
私の頭の中には
【奥さんの元に帰って行った…】
しか思えなかった。