一生分の恋を君に…
1.お日様少年
桜咲く4月____
高校3年に進級した日の放課後。
学校が終わったのにも関わらず気分は最悪だった。
新学期早々担任に呼び出され、進路を決めなさいと言われた。
やはり進路希望を白紙で出すのは不味かったか……。
正直、何かしたいとか何かになりたいとか全く考えていなかった。
そんな気分が下がったまま家に帰っていた。
私の家の近くには公園がある。
その公園では子供たちが楽しそうに遊んでいた。
「若いっていいな〜……」
私も若者だが走り回れるだけの元気はない。
そんな子供たちと遊ぶ人がいた。
制服を着た男の子。
「ユウにぃ」と呼ばれ兄のように子供たちからは慕われてるようだ。
高校3年に進級した日の放課後。
学校が終わったのにも関わらず気分は最悪だった。
新学期早々担任に呼び出され、進路を決めなさいと言われた。
やはり進路希望を白紙で出すのは不味かったか……。
正直、何かしたいとか何かになりたいとか全く考えていなかった。
そんな気分が下がったまま家に帰っていた。
私の家の近くには公園がある。
その公園では子供たちが楽しそうに遊んでいた。
「若いっていいな〜……」
私も若者だが走り回れるだけの元気はない。
そんな子供たちと遊ぶ人がいた。
制服を着た男の子。
「ユウにぃ」と呼ばれ兄のように子供たちからは慕われてるようだ。