蜂蜜
女王蜂
「ちょっと!香水の匂いプンプンしてくる!」
「え~、朝ちょっと付けただけっすよ~。こんくらい見逃して!!お願い!」
「だーめ。もう少し減らしたらいいよ。はい、手帳貸しなさい。」
「は~い…。」
ポョン♪
いい具合に判子が押されたのを確認して朝から眠そうな男子に手帳を返す。
ちなみに今の音は、ここ私立東宮(トウジョウ)学園高等部生徒会役員と学園長のみがもつ、東宮印とよばれる判子が押されるときの音だ。私は未だに何故あの音が鳴るのかわからない。
「ありがとうございましたー。」
わざとらしくお礼を言っていくそいつにため息をつきながら、そいつの後ろに並んでいたであろう女子生徒の髪チェックからまた始める。
「はい、OKです。」
「え~、朝ちょっと付けただけっすよ~。こんくらい見逃して!!お願い!」
「だーめ。もう少し減らしたらいいよ。はい、手帳貸しなさい。」
「は~い…。」
ポョン♪
いい具合に判子が押されたのを確認して朝から眠そうな男子に手帳を返す。
ちなみに今の音は、ここ私立東宮(トウジョウ)学園高等部生徒会役員と学園長のみがもつ、東宮印とよばれる判子が押されるときの音だ。私は未だに何故あの音が鳴るのかわからない。
「ありがとうございましたー。」
わざとらしくお礼を言っていくそいつにため息をつきながら、そいつの後ろに並んでいたであろう女子生徒の髪チェックからまた始める。
「はい、OKです。」