蜂蜜
「もうそろそろ終わりだから後は先生達に任せて部屋もどろ!」

調子いい事ばっかり言って…。
昔っからかわんないなぁ…。
でも私も朝からずっと生活点検やってて疲れてるからいっか。


「だね。」

そう言って、椅子から立った瞬間

「よぉ。」

新城蓮だ!

薄い唇、キメの細かい肌、色素の薄いサラサラの髪、飲み込まれそうになる漆黒の瞳、細くて長い手足、色気のある低めの声。
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