ウソカノ
『お母さん!麻依ね!算数満点だよ!』

そう言ってみせたテストには大きく100とかかれていた。

『それで、クラス1番!』

『麻依は凄いわね!』

えへへと笑う麻依のアタマをポンポンと撫でる母さんの笑顔は穏やか。

『母さん、あたし、95点だけど、クラス2番だよ!』

あたしも褒めてくれるかな…なんて淡い期待はーーーーーーーーー











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