大嫌いなはずなのに!
言いなり
1ヶ月あいつの言いなりになることになるなんて

私は心を沈ませながらクラスに戻っていった

ガラガラガラ

シーン

あ、れ?

皆私をみてひそひそいってる

は!まさか!さっきあんな変な事したから!
どーしよう、変な噂たってたりしたら

私は席に着いた。

【ポンポン】

私は肩をたたかれた。
振り返ると

「ねぇ、うち菅野愛美!よろしくね」

わぁ!可愛い子…
目が綺麗な茶色でまつげがお人形みたいに長い
、胸くらいまであるくるくるフェーブの女の子だ。

「私は花野井美緒!よろしくね!」

話かけてくれた!うれしい!仲良くなれそうな予感!

私は嬉しくて仕方なかった!

「ねぇねぇ!美緒ちゃんって呼んでいい?」

「いいよー!私も愛美ちゃんって呼ぶね!」

なんだかいい子そう。

「そういえばさっき猛とどっかいったけど、
なに?ふふ、もう仲良しなの⁇」

えええええ!?

「違う違う!ちょっとしたあの、その、
色々あって、あ!落し物ひろってもらったの」

なにその理由って感じ、嘘下手だ、

「そーなんだ!」

「愛美ちゃん知り合いなの?」

「小中同じなんだ」

へぇ〜、ってなに!あいつに興味もってんの!


「おい!」

げ、この声、
振り向くとやっぱいあいつだ

「愛美余計な事言うなよ?」

「なによー猛ー、美緒ちゃんに色々
秘密ばらしちゃおーかな〜⁇」

え!?秘密!?それを知ればこいつおどせるかも!

「いったら許さねーからなー」

「はいはいー、いいせんよぉー」

ま、無理か。

「あ、そーだ」

ん??
猛は私の耳元で呟いた

「後で飲みもん買ってこい」

は!?もーなんなの!
ま、したがうしかないか。


「猛ー!こっちであそぼぜ〜!」

「おー」

人の気も知らずにのんきに!もー最悪!


【ピーンポーンパーンポーン】

【ただいまより入学式を始めます。
新入生の皆様は、すみやかに体育館へお集まりください】

「美緒ちゃんいこっか」

「うん!」

ま!友達できたし!1ヶ月がんばるか!
私は体育館へ向かった。
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