大嫌いなはずなのに!
胸の音
カランッ
ジュースの缶をゴミ箱にシュートした。
「じゃ、俺このあと用あるから先帰るわ」
いや、先帰ってください。一緒に帰るつもりないですけど。
「わかった。んじゃ、さようなら」
カシャン
猛は自転車にまたがった
「あ」
ん?
「言い忘れたけど、俺最低男じゃなくて
斎藤猛だから」
斎藤猛、
「私は」
「花野井美緒でしょ
あ、ストーカーじゃなくて座席みただけだからね」
猛はそういって笑顔で手を振っていった
きゅうっ。
え、なにこれ胸が苦しい。
変なの、これから本当にどうなっちゃうんだろ
私は駅に、向かった
ゴソゴソ
あれ?
私はカバンの中をあさった
あれ?え、ない
駅の定期券がない!!
うそうそうそなんで!朝つかってそのままカバンに…
あ!公園の水道でローファー洗ってた時!
ティッシュ取りだそーとして一緒に定期券も出しちゃったんだ!
うわー!もー本当ついてない!
こっから15分も戻らなきゃ行けないな⁉︎
タッタッタッ
私は走って公園にむかった。
「あった…」
はぁ、もう運悪すぎ
私は時間を確認した。
げ!あと7分で電車きちゃう!
これのがすと20分こないのよ!
ここ田舎だから!
みたいテレビ録画してないなに〜!
そういえば、体験入学の時お母さんと近道通ったっけ、
ダッシュで近道通れば間に合うかな!
よし!
タッタッタッ
私の記憶の限り近道を思い出し、駅へ向かった
が、
あれから1時間…
道に迷いました。
もお、なんで、こんなついてないの、
私はその場にうずくまった。
だんだん日が暮れて暗くなってきて、道もますますわからなくなってきた。
ここどこよ
「ねぇねぇ君〜⁇」
え?ばっ!私はその声の方を見た
目の前に中年おっさんがいた
ぎぁぁ!!
「な、なんですか?」
「君高校生だよね?こんな所で何してるの?
おじさんと一緒に遊ばない?」
何こいつ!?きもい!!
ナンパ!?!?いや!ただのきもいおっさんなんですけど!泣
「あ、いいです。その、もう帰るんで」
私はその場を逃げようとした
が
パシッ
おっさんに手を強く掴まれた、振りほどけない
「ちょっと!やめてください!」
「そんなこと言うなよ〜、一杯だけ飲もうよ」
やだ、こわい、誰か!
周りを見渡しても人通りがなくて誰もいない!
たすけて!
バッ!
え?
「こいつにさわんないでくんない?おっさん」
え?猛!?
「なんだよ!くそ!」
そのおっさんは逃げていった
ヘタァ、
私はその場にしゃがみ込んだ
「お前なにやってんの?こんな時間にこんなとこで、ばかじゃないの?」
「ごめんなさい」
急にポロポロ涙が出てきた
ゴシゴシ
「泣くなよ」
猛が拭いてくれた、余計泣きたくなったなきた
「猛こそなんでこんなとこいるの?」
「俺はたまたまそこの店でバイト始めてて、
終わって帰ろうとしたら、お前がナンパされてるから」
そっか、、
「つか、お前こそ何してんだよ」
う!道迷ったなんて恥ずかしすぎる!
「いや、あの、学校で落し物して探してたら
こんな時間に、ははは」
嘘やっぱへただわ!
「そか、んじゃ帰るか」
え?
「早く立て、また襲われたら大変だし、
女子1人にして帰るわけにも行かねえし」
え、なに、まって、なんでそんな優しくするの
「ありがとう」
なんか、ほっぺ、あついな
変な気持ち。大嫌いなはずなのに、
まあ、やっと家に帰れるってことか
トクトクトク
変な感じ…男子と帰るとか初めて
いや!勘違いしない!ただ送ってもらってるだけ!!
「つか。お前よかったじゃん、友達できて」
「あー、まーね!ま、あんたは人気者なんだろーけどねー」
「なにそれー(笑)」
こいつ、別に悪い奴じゃなさそうなんだよな、
笑顔いいし、ってなに思ってんの
「そーいやさ、メアド交換しね?
色々ぱしったりするのに必要だからさ」
やっぱ、さいてー
「いいけど」
「おし!んじゃ、交換ね〜」
ピコン!
「よしきたー!」
「こっちもきたよ」
アイコン、犬!?何気そういうけいなのか!
「んじゃ、美緒のだけ犬の鳴き声の通知にしとくわ〜」
「え、なんで!」
「いやだってさ、今みたいなことあったらすぐ駆けつけられるよーに、てきな!?
俺スーパーヒーローじゃん!笑」
きゅうっ。
皆にきっと優しいんだろな。
そんなことわかってるのに。
なに特別感感じちゃってんだろ…
なんで、胸がこんなきゅうってなるの。
ジュースの缶をゴミ箱にシュートした。
「じゃ、俺このあと用あるから先帰るわ」
いや、先帰ってください。一緒に帰るつもりないですけど。
「わかった。んじゃ、さようなら」
カシャン
猛は自転車にまたがった
「あ」
ん?
「言い忘れたけど、俺最低男じゃなくて
斎藤猛だから」
斎藤猛、
「私は」
「花野井美緒でしょ
あ、ストーカーじゃなくて座席みただけだからね」
猛はそういって笑顔で手を振っていった
きゅうっ。
え、なにこれ胸が苦しい。
変なの、これから本当にどうなっちゃうんだろ
私は駅に、向かった
ゴソゴソ
あれ?
私はカバンの中をあさった
あれ?え、ない
駅の定期券がない!!
うそうそうそなんで!朝つかってそのままカバンに…
あ!公園の水道でローファー洗ってた時!
ティッシュ取りだそーとして一緒に定期券も出しちゃったんだ!
うわー!もー本当ついてない!
こっから15分も戻らなきゃ行けないな⁉︎
タッタッタッ
私は走って公園にむかった。
「あった…」
はぁ、もう運悪すぎ
私は時間を確認した。
げ!あと7分で電車きちゃう!
これのがすと20分こないのよ!
ここ田舎だから!
みたいテレビ録画してないなに〜!
そういえば、体験入学の時お母さんと近道通ったっけ、
ダッシュで近道通れば間に合うかな!
よし!
タッタッタッ
私の記憶の限り近道を思い出し、駅へ向かった
が、
あれから1時間…
道に迷いました。
もお、なんで、こんなついてないの、
私はその場にうずくまった。
だんだん日が暮れて暗くなってきて、道もますますわからなくなってきた。
ここどこよ
「ねぇねぇ君〜⁇」
え?ばっ!私はその声の方を見た
目の前に中年おっさんがいた
ぎぁぁ!!
「な、なんですか?」
「君高校生だよね?こんな所で何してるの?
おじさんと一緒に遊ばない?」
何こいつ!?きもい!!
ナンパ!?!?いや!ただのきもいおっさんなんですけど!泣
「あ、いいです。その、もう帰るんで」
私はその場を逃げようとした
が
パシッ
おっさんに手を強く掴まれた、振りほどけない
「ちょっと!やめてください!」
「そんなこと言うなよ〜、一杯だけ飲もうよ」
やだ、こわい、誰か!
周りを見渡しても人通りがなくて誰もいない!
たすけて!
バッ!
え?
「こいつにさわんないでくんない?おっさん」
え?猛!?
「なんだよ!くそ!」
そのおっさんは逃げていった
ヘタァ、
私はその場にしゃがみ込んだ
「お前なにやってんの?こんな時間にこんなとこで、ばかじゃないの?」
「ごめんなさい」
急にポロポロ涙が出てきた
ゴシゴシ
「泣くなよ」
猛が拭いてくれた、余計泣きたくなったなきた
「猛こそなんでこんなとこいるの?」
「俺はたまたまそこの店でバイト始めてて、
終わって帰ろうとしたら、お前がナンパされてるから」
そっか、、
「つか、お前こそ何してんだよ」
う!道迷ったなんて恥ずかしすぎる!
「いや、あの、学校で落し物して探してたら
こんな時間に、ははは」
嘘やっぱへただわ!
「そか、んじゃ帰るか」
え?
「早く立て、また襲われたら大変だし、
女子1人にして帰るわけにも行かねえし」
え、なに、まって、なんでそんな優しくするの
「ありがとう」
なんか、ほっぺ、あついな
変な気持ち。大嫌いなはずなのに、
まあ、やっと家に帰れるってことか
トクトクトク
変な感じ…男子と帰るとか初めて
いや!勘違いしない!ただ送ってもらってるだけ!!
「つか。お前よかったじゃん、友達できて」
「あー、まーね!ま、あんたは人気者なんだろーけどねー」
「なにそれー(笑)」
こいつ、別に悪い奴じゃなさそうなんだよな、
笑顔いいし、ってなに思ってんの
「そーいやさ、メアド交換しね?
色々ぱしったりするのに必要だからさ」
やっぱ、さいてー
「いいけど」
「おし!んじゃ、交換ね〜」
ピコン!
「よしきたー!」
「こっちもきたよ」
アイコン、犬!?何気そういうけいなのか!
「んじゃ、美緒のだけ犬の鳴き声の通知にしとくわ〜」
「え、なんで!」
「いやだってさ、今みたいなことあったらすぐ駆けつけられるよーに、てきな!?
俺スーパーヒーローじゃん!笑」
きゅうっ。
皆にきっと優しいんだろな。
そんなことわかってるのに。
なに特別感感じちゃってんだろ…
なんで、胸がこんなきゅうってなるの。