葉擦村
数日後、町役場の企業立地担当を訪問する用事があった。

役場の担当者、畑池(はたいけ)は若く歳も近かったので仲が良かった。

飲んだ際に霊感があるという話を聞いた事があったが、その手の話を信じない上司は、からかった受け応えをしていた。

が、その彼が切り出した。

「貴方には呪いによる憑き物がおり、お祓いを受けた方がいいので、慣れた寺を紹介をする」

< 4 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop