レギンレイヴ -Reginleif-
「ブラント少尉、大丈夫か?」
うつ向いていた私に気付いたルイが声を掛けてくれた。
「はい、大丈夫です」
きっと、私の内情を知っているルイは私の事を気に掛けてくれたのだろう…
帝国軍との戦い…
それは祖国を奪われ、復讐を誓った私にとって、喜ばしい状況である。
「君達はまず我が部隊の艦艇、オーディンとヴォーダンが停泊しているドックへと向かい、これに乗艦。
二隻への人員の振り分け等は、この指示書へ記しておいたので、各自確認して欲しい。
私からは以上だ。
それでは、また後程」
ルイは言い終えると足早にこの場から離れていった。
部隊の指揮官として戦闘に出るのだから、色々とやらなければならない事が沢山あるのだろう。
そんな事を考えていると、ルイが置いていった指示書を見たパイロット達からの騒がしい声が聞こえた。
「ユーリ、わたくし達も確認致しましょう」
アディは置かれた指示書がある場へと足を進めた。
私も確認する為、それに倣う。
そして、指示書を確認してみると私の名が記載された隣の欄には…
「所属艦はオーディン…
オーディンでの乗務内容は…戦闘オペレーター!?」
どうやら私はオーディンという艦の戦闘オペレーターを務める事になったのだった。
うつ向いていた私に気付いたルイが声を掛けてくれた。
「はい、大丈夫です」
きっと、私の内情を知っているルイは私の事を気に掛けてくれたのだろう…
帝国軍との戦い…
それは祖国を奪われ、復讐を誓った私にとって、喜ばしい状況である。
「君達はまず我が部隊の艦艇、オーディンとヴォーダンが停泊しているドックへと向かい、これに乗艦。
二隻への人員の振り分け等は、この指示書へ記しておいたので、各自確認して欲しい。
私からは以上だ。
それでは、また後程」
ルイは言い終えると足早にこの場から離れていった。
部隊の指揮官として戦闘に出るのだから、色々とやらなければならない事が沢山あるのだろう。
そんな事を考えていると、ルイが置いていった指示書を見たパイロット達からの騒がしい声が聞こえた。
「ユーリ、わたくし達も確認致しましょう」
アディは置かれた指示書がある場へと足を進めた。
私も確認する為、それに倣う。
そして、指示書を確認してみると私の名が記載された隣の欄には…
「所属艦はオーディン…
オーディンでの乗務内容は…戦闘オペレーター!?」
どうやら私はオーディンという艦の戦闘オペレーターを務める事になったのだった。