レギンレイヴ -Reginleif-
~自分にやれる事~
私が戦闘オペレーター…
士官学校では軍部で行うあらゆる事の訓練は受けてきた。
勿論、ブリッジ要員になるための訓練すらも。
よって、出来ないという事はないのだが…
新造艦という事もあり、まだ人員が揃っていなかったのだろうかと疑問が浮かんだ。
「ユーリ、貴女もオーディンのブリッジ要員なのですわね。
わたくしもオーディンの砲撃手を務める事になりましたわ。
きっと、わたくしの射撃の腕前が買われたのね!」
「え…?」
アディに話しかけられ、考えていた事を辞め、改めて指示書を確認すると、確かにアディの欄にはオーディンの砲撃手と記載されていた。
「とにかく、ユーリ、ドックへと急ぎましょう。
何かしらの説明があるでしょうから」
「えぇ、そうね」
アディに言われ、私達はオーディンとヴォーダンが停泊しているドックへと急ぐ。
ドックへとたどり着くと、最初に黒に塗装された艦艇と濃い灰色に塗装された艦艇の2隻が目に入った。
次に目に入ったのは2隻の周りにその2隻へと搬入すべき物資や、戦闘機などが整備の人間によって運び込まれている場景だった。
時間がない状態での作業に、ドック内は怒声や罵声が飛び交っていた。「それにしても、真っ黒な塗装なんて目立つのではなくて?」
2隻の内の一つを指してアディはそう言った。
確かに、真っ黒な塗装は目立つ。
大体の艦艇の塗装は薄い色をしていた故に余計にこの2隻が目立つのである。
だが…
士官学校では軍部で行うあらゆる事の訓練は受けてきた。
勿論、ブリッジ要員になるための訓練すらも。
よって、出来ないという事はないのだが…
新造艦という事もあり、まだ人員が揃っていなかったのだろうかと疑問が浮かんだ。
「ユーリ、貴女もオーディンのブリッジ要員なのですわね。
わたくしもオーディンの砲撃手を務める事になりましたわ。
きっと、わたくしの射撃の腕前が買われたのね!」
「え…?」
アディに話しかけられ、考えていた事を辞め、改めて指示書を確認すると、確かにアディの欄にはオーディンの砲撃手と記載されていた。
「とにかく、ユーリ、ドックへと急ぎましょう。
何かしらの説明があるでしょうから」
「えぇ、そうね」
アディに言われ、私達はオーディンとヴォーダンが停泊しているドックへと急ぐ。
ドックへとたどり着くと、最初に黒に塗装された艦艇と濃い灰色に塗装された艦艇の2隻が目に入った。
次に目に入ったのは2隻の周りにその2隻へと搬入すべき物資や、戦闘機などが整備の人間によって運び込まれている場景だった。
時間がない状態での作業に、ドック内は怒声や罵声が飛び交っていた。「それにしても、真っ黒な塗装なんて目立つのではなくて?」
2隻の内の一つを指してアディはそう言った。
確かに、真っ黒な塗装は目立つ。
大体の艦艇の塗装は薄い色をしていた故に余計にこの2隻が目立つのである。
だが…