※これは、ラブコメです。 ーブスの仕返しー
そして、橘くんは私の腕を引っ張り、自分の膝の上に私を座らせた。
「このアルミマットとガーゼケットとかどうしたの?」
「さっきここの管理人から借りてきた。ここ、キャンプ場とかもあるから」
・・・・つまり、私の勘違い。
夕食の時間、橘くんがいなかったのは、私のためにいろいろと準備してくれていたからだったんだ。
「こんなのもあるけど?」
「きゃっ!」
そう言って、橘くんは私の頬に冷えたビールをくっつけた。