※これは、ラブコメです。 ーブスの仕返しー
「まぁ、・・・・べつにただ話しかける口実が欲しかっただけだから」
「・・・・え?」
「なんでもない。ほら、前、向けって」
それから葵くんは、私に毎日ちょっかいを出すようになった。
「わっ!」
「うわ、おもっ」
「重くない!」
葵くんが私の椅子の脚を、自分の足に絡ませて自分の方へ引き寄せた。グッと顔が近づいた。
そして、葵くんが私の照れた顔を覗きこむように、楽しそうに話す。