※これは、ラブコメです。 ーブスの仕返しー
そんな私たちの様子を見ていた一部の派手な女子からは、影口を言われたりもした。
だけど、私の親友ーーー山下佳純は、私の片想いをずっと応援し続けてくれた。
「なんか、葵くんって女子に興味なくて、硬派なイメージなのに、愛子にだけ喋るよね。もうさっさとコクっちゃいなよ!」
「え・・・・恥ずかしいよ。私は今のままで充分幸せだよ」
「もったいなーーーい!?絶対にうまくいくのに!!あ、そうだ。手紙とかなら直接言うより恥ずかしくないんじゃない?」
手紙・・・・
「もうすぐ3年生だし、葵くんとまた同じクラスになれるってわけじゃないんだよ?」
「分かった・・・・頑張るよ」
私はその日の夜に、何度も書き直しながら手紙を書いた。