※これは、ラブコメです。 ーブスの仕返しー


そして、私はこの話も何度も聞かされているし、今回緑はシュンさんの意見を聞きたいみたいなので、もちろん会話に入らない私。


すると、必然的に隣に座るハヤテくんと話すことになる。









「そうだ!愛子さんって、心理学とかしてるんっすか?」


「え?あ、うん。よく分かったね」


「この間のディディールの話、俺の親友の幼なじみが昨日飲みに行ったときにしてたんっすよ。あ、そいつ心理学部に通ってるんっすよ。それで、もしかしたら愛子さんって心理学者かなんかかなーって」


「正解。ハヤテくんって、けっこう鋭いのね」


「んー、そんなことないっすけど。俺はただここに来るお客さんのこと知りたいし、仲良くなりたいなって思うんっす」








ハヤテくんは、二十歳でまだ子供なのかと思ったら、ちゃんと自分のポリシーを持って死後とをしているんだと、思わず感心した。



< 239 / 301 >

この作品をシェア

pagetop