※これは、ラブコメです。 ーブスの仕返しー
私はシュンさんにぺこりと頭を下げ、お店を後にした。
そして、シュンさんからのアドバイスに背中を押されて、橘くんに電話した。すると、すぐに繋がった。
「も、もしもし?」
「・・・今どこ?」
「え??」
「迎え行くから」
胸が高まる。
まさか会いに来てくれるなんて・・・
私は近くの公園で橘くんを待った。街中の公園は真っ暗ということもなく、人通りもあるので、ここで待つのは怖くなかった。
むしろ、違う意味でドキドキしている。