離婚、しませんか?
「食べられたく、ないんだ?」
ふいに鎖骨を嬲りまくってた指が離れたかと思うと、その手のひらが私の額から頬までを優しく滑り、『ヨシヨシ、怯えないでいいんダヨー』的なニュアンスで幾度かナデナデされる。
(片手はしっかり私の頭上で両手首を拘束したまんまだけどね!)
『うん、そう!食べられたくないの!てか、ダメなの。だってお別れするんだから!つい流されそうになったけどそれだけはダメ絶対!』
ーーー的な主張を目ヂカラ込めてコクコクコクコクコクコクコクとね……!
高速縦振りして酔ったバカは誰だ。私だ。
「ふぅん………………」
見てる。
見てる見てる。
今度こそ!逸らすな、私。
ふいに鎖骨を嬲りまくってた指が離れたかと思うと、その手のひらが私の額から頬までを優しく滑り、『ヨシヨシ、怯えないでいいんダヨー』的なニュアンスで幾度かナデナデされる。
(片手はしっかり私の頭上で両手首を拘束したまんまだけどね!)
『うん、そう!食べられたくないの!てか、ダメなの。だってお別れするんだから!つい流されそうになったけどそれだけはダメ絶対!』
ーーー的な主張を目ヂカラ込めてコクコクコクコクコクコクコクとね……!
高速縦振りして酔ったバカは誰だ。私だ。
「ふぅん………………」
見てる。
見てる見てる。
今度こそ!逸らすな、私。