離婚、しませんか?
だって、本当に当たってるし。主に私のお尻の辺りに。固く兆してきた夫のナニが……。

「ああ……うん。まあ仕方ないよね、好きな女とくっついてるんだし。こっちは後でたっぷり楽しませてもらうから気にしなくていいよ。今はね」

……って!!って!!

出たよ!エロエロ魔王……!!

さっきから告白の端々にエロさ満載なんですけど!
だけど、それでも、好きって言われて嬉しくて心躍らせてた私のピュアハートを返せーーーっ!!

「いや気にするし!ちょっと離れて離してお願いっ」
「 イ ヤ だ 」

立ち上がろうとしても胸の下で交差した夫の両腕はビクともしない。
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