たとえ君が私の記憶をなくしても
私の過去
チリリリ・・・チリリリ・・・


いつもと同じ朝、

いつもと同じ毎日が始まる


ただ一つだけ違うことは今日は私の入学式ということ


そんなことを思いながら私は朝の支度をする


私の名前は佐久間 もも

今日から新しく高校一年生になる


私の朝は1人


母は私がとても小さい頃、多分二、三歳くらいの時に私の目の前で自殺した


その後はおじいちゃんやおばあちゃんと一緒に暮らしてた



だかど、二人も私を引き取って1ヵ月で他界してしまった


更には、お父さんの会社の営業は悪化

数え切れないほどの災難が私の目の前で起こった

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