たとえ君が私の記憶をなくしても

今みたいに自然な感じで挨拶するなら行けるんじゃないか?

我ながら名案だ

学校に着くと佐久間さんの姿を探す

「佐久間さんはまだ来てないな。」

佐久間さんの席には誰も座っていない

「よし!まだ来てない!」

そう思いながら佐久間さんの登校を待つ


数分後には少しずつひとが集まってくる。

俺は佐久間さんを探しながらみんなにも挨拶をしていく


佐久間さんきた!
俺は佐久間さんを見つける。

「佐久間さん、おはよう!」

俺は元気よく挨拶をする。

「・・・・」

佐久間さんは俺を一瞬見たかと思うとすぐに顔をそらして自分の席へと行ってしまった


< 27 / 39 >

この作品をシェア

pagetop