たとえ君が私の記憶をなくしても
「ごめん・・・もも、俺の側から離れてくれないか・・・」
お父さんの顔は今も覚えている
「
そうだよね・・・
私のせいだよね、私が不幸を呼んでるから
それから私は違うマンションへと引っ越した
マンションの家賃や学費はお父さんがはらってくれている。
ごめんね、お父さん・・・
辛い思いをさせちゃって・・・
私なんかが生きててごめんね
中学では、人との関わりを避け続けた
私は誰にも近づいちゃいけない
近づけばその人が不幸になる
そうみんなは私のことを言った
私も自分にそう・・・
自分に言い聞かせてるんだ