*Only Princess*
すれ違う思い
.
。.
:*
.
。.
:*
.
。.
:*
「昨日は本当にごめんなさいっ」
翌日、学校。
教室に入り、先に来ていたてったの姿を見るなり、あたしは勢いよく頭を下げた。
それはもう、クラスメイトがざわつくほどに。
でもあたしはそんなこと気にしてられなかった。
「考えなしに行動しちゃってごめんなさい。心配かけて、迷惑かけてごめんなさい。これからは気をつけるから…………うぐっ」
「ちょっとこっち来い」
手で口を塞がれ、さらわれるようにして廊下に出された。
向き合うあたしたち。
えーっと、なんで廊下に?
あたしの思ったことが通じたのか、てったが。
「教室であんなでかい声で謝ってたら、何事とか思うだろ。すげー注目されてたぞ」
「あ、そ、そっか」
はぁーっと重いため息をつかれる。
チクッと胸が痛んだ。
でも、先にちゃんと謝らなきゃ。
。.
:*
.
。.
:*
.
。.
:*
「昨日は本当にごめんなさいっ」
翌日、学校。
教室に入り、先に来ていたてったの姿を見るなり、あたしは勢いよく頭を下げた。
それはもう、クラスメイトがざわつくほどに。
でもあたしはそんなこと気にしてられなかった。
「考えなしに行動しちゃってごめんなさい。心配かけて、迷惑かけてごめんなさい。これからは気をつけるから…………うぐっ」
「ちょっとこっち来い」
手で口を塞がれ、さらわれるようにして廊下に出された。
向き合うあたしたち。
えーっと、なんで廊下に?
あたしの思ったことが通じたのか、てったが。
「教室であんなでかい声で謝ってたら、何事とか思うだろ。すげー注目されてたぞ」
「あ、そ、そっか」
はぁーっと重いため息をつかれる。
チクッと胸が痛んだ。
でも、先にちゃんと謝らなきゃ。