*Only Princess*
「おかえり」
.
。.
:*
.
。.
:*
.
。.
:*
3日後、クリスマス。
今日の、おそらく夕方から夜にかけて、白鷹と朱雀の戦いが行われる。
そのことをタカトを始め、朱雀のみんなには言えなかった。
言っていいものなのかわからなかった。
でもそんなのフェアじゃないよね。
やっぱりタカトにだけでも言っておこうか。
どちらにしろタカトはまだ入院していなくちゃいけないから、戦いに参加はできない。
そもそも退院できても複雑骨折してるから、無理な話だけど。
とりあえず病院に行って、タカトに事の成り行きを話そう。
うん、そうしよう。
あたしは厚いコートを着て、引き出しの奥に眠っている鷹のピアスを握りしめ、家を飛び出した。
「あ、雪……」
外は、羽のようにふわふわと雪が舞い降りている。
今年度の初雪だ。
キレイ、そう呟いてから、あたしは病院に向かった。
。.
:*
.
。.
:*
.
。.
:*
3日後、クリスマス。
今日の、おそらく夕方から夜にかけて、白鷹と朱雀の戦いが行われる。
そのことをタカトを始め、朱雀のみんなには言えなかった。
言っていいものなのかわからなかった。
でもそんなのフェアじゃないよね。
やっぱりタカトにだけでも言っておこうか。
どちらにしろタカトはまだ入院していなくちゃいけないから、戦いに参加はできない。
そもそも退院できても複雑骨折してるから、無理な話だけど。
とりあえず病院に行って、タカトに事の成り行きを話そう。
うん、そうしよう。
あたしは厚いコートを着て、引き出しの奥に眠っている鷹のピアスを握りしめ、家を飛び出した。
「あ、雪……」
外は、羽のようにふわふわと雪が舞い降りている。
今年度の初雪だ。
キレイ、そう呟いてから、あたしは病院に向かった。