おちゃななじみ
「私の好きな食べ物ばっかり !陽菜ちゃんが作ってくれたの?」


「うん。そうだよ?」


「うれしい!!ありがとう。」


「おばさん、何か好きな曲ありますか?」


「え!?…《ありがとう》だけど。いきなりどうしたの?蓮ちゃん。」


「実は俺、この前ヴァイオリン買ったんだ。
で、俺からの誕生日プレゼントで、好きな曲弾こうと思って。」


「蓮。バイトしてたの?全くきずかなかった」


「ありがとう、蓮ちゃん。せっかくだからいっょに弾きましょ?」


「はい!いきますよ?せーの」


最初にお母さんがソロで弾いた。


ティーティらティらティーら~らン♪


そして、二人でありがとう、という曲を弾いた

ス、スゴイ。さすが元お嬢様!

蓮もこんなにヴァイオリンがうまいだなんて最高~イケメン。惚れちゃう!
(もうとっくに惚れてるだろ)

ちなみにジブ〇、カントリー〇ードに出てくる聖司くんに憧れを持っている
(ヴァイオリンを弾ける男の子)

いいなぁー、ヴァイオリン弾けて。ヴァイオリン弾ける男の子ってカッコいいイメージがする!!!

パチパチっ

ン!?
今の私じゃないし、二人は引き終わったところだし……え?じゃあ誰?


「エクセレント!」

「素晴らしい!」

嘘!?お父さんとおじさん??


「「「え!? 何で?」」」

当然のごとく、お母さん、蓮と私でハモる


「そんなに驚く?愛奈。」

あっ、ちなみに今まで言うの忘れてたけど、愛奈はうちのお母さんでーす。ちなみにお父さんは拓斗といいます。またまたちなみにおじさん(蓮パパ)は零でーす!

「だっだって、外国にいたじゃない?仕事で忙しいとか言ってたし。」

ウンウン。

「あー、あれ嘘。仕事は忙しかったけど、愛奈のお祝いしようと思って。なー、拓斗」


「あぁ、誕生日おめでとう。愛奈。」

ニコッ

「ありがと。」


「え"ぇ~いつも無愛想で無口で冷たくてそばにイズライお父さんが!あのお父さんが笑った!ねぇ、蓮見てほ…うっ~」

蓮が私の口をふさいだ。何で?

「お前はバカか。見てみろ」

お父さんが床に倒れ込むように座っていてお母さんが慰めていた

「俺は、愛しい娘にそうなふうに思われていたのか……ショック」


「あはは、拓ちゃん。ドンマイ…でも、ほんとのことだと思うよ」


「………うっ。今すぐ、死にたい」


「はは!拓斗、うける!娘に嫁まで同じこと言われてる。ぷぷぷっ」


「と、父さん。それはいっちゃ…」


「ん?何で?どした?」


おじさんは結構明るく、お調子者というかなんというか。


「れ~い~!!!!〆殺す!」

ウワッ、お父さんが怒ったところ初めて!


ものスッゴクオーラが真っ黒ww


「う"ぎゃあ~!!!!誰か助けて!!」

…誰も助けない。ドンマイ!

そして、お父さんはおじさんをどこかに連れていってしまった。
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