シグナル
「やはりそうなってしまうのかな?
でもケイに選んで貰ったとしても、
それで安心せずに、
俺達も慎重に調べながら進む様にしよう」
暫く歩いたテリー達は、
再び四叉路に戻ってくると、
もう一度ケイに意見を求めた。
「さぁケイ頼む、
確立は二分の一だ、
思った方を言ってくれ!」
ケイはプレッシャーを感じながらも慎重に選ぶと、
真ん中の道を指差した。
「真ん中の道を行きましょう…」
「真ん中だな!分かった、
それじゃあ行こうか、
行くぞみんな」
テリーの掛け声のもと、
真ん中の洞窟を歩き出す仲間達。