シグナル
「さっきの爆発音を聞いた限りでは、
まだかなり離れていたはずだ!
と言う事はすぐに追い付かれる事は無いだろう…
しかし念の為、
あの洞窟は塞いでしまおう…
ラルフ、
ケビン一緒に手伝ってくれないか!」
「分かった!
でもどうしたらいい?」
「そうだな…」
一瞬だけ考えたテリーだが、
すぐにアイデアは浮かんだ。
「そうだライエル、
さっきのロープをもう一度出してくれないか?」
「それは良いがどうする気だ?」
そう言いながら、
テリーにロープを手渡す、
「少し短い気もするが、
これで良いだろう…
こいつを手榴弾のピンに結ぶんだ!」
「こんな事してどうするんだ?」
ケビンが尋ねると、
「結んだらこいつを洞窟の天井に埋めてくれないか」
「そうか!それでこのロープを引けば爆発する仕組みだな…」
「そうだ!」
ケビンの言葉に答えるテリー、