好きになった執事は殺し屋でした。
そしてその日の夜。
時刻は日付が変わる三十分前。
あと三十分後に十六歳かぁ・・・・・・。
あぁ、ドキドキが止まらない!!
みか、なんて言うかな??
どんな顔するかな?
あの綺麗で優しい顔が・・・どんな表情をするだろう。
考えただけでわくわく、ドキドキ。
恋って本当に楽しい。
これがもし、『恋人』に変わったら・・・・・・。
「ひゃああ」
想像しただけで顔が火照るっ・・・!
静まり返った夜の廊下を、そっと歩いた。
みかの部屋に行くつもりだ。