たまにはいいじゃないですか蒼井くん。【完】



服をぬぎ、その脱いだ服を洗濯物らしきものが入っているカゴの横に置く。


そしていざお風呂に入ろうと思ったとき、自分がネックレスを付けていることに気が付いた。


危ないあぶない。とおもいながらそのネックレスをはずして、


無事にシャワーを借りることができた。



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「ふう~...さっぱりした。」

お風呂場からでると、ご丁寧に脱いだ服の上に黄色のナイロンの袋と、

大きめのバスタオル、それにパジャマらしきものがおかれていた。



蒼井くんが私がシャワーをあびている間に置いて行ってくれたようだ。


ぜんっぜんきづかなかったな...

と思いつつ、用意されたバスタオルで体をふき、パジャマを着る。


...が、


「おっきい...。」


たしかにこういうシーン、漫画とかでよくみたことがあったけど、実際に自分がなるとは...。

よくよく考えてみれば蒼井くんは身長170センチはある。それに比べてわたしは155センチもない。


上のトレーナーを着ただけで太ももの上の方まで隠れるくらいなのが普通なのだ。

一応スウェットのパンツも履いてみる、が...

「ぶかぶかすぎる...」


紐を最大限しめても、ずり落ちてしまう。



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