たまにはいいじゃないですか蒼井くん。【完】


まってまってまって。

このままいくとこれは...

壁ドンパティーン...?


「い、いく!おかあさんにきいてみる!いきます!」


いまでも蒼井くんに距離を詰められてどきどきしているのに、

これ以上蒼井くんとの距離が近くなって、
さらに壁ドンなんてされた日にはもうおしまいだ。

わたしの心臓が。


「そ?じゃあきいてみて。

俺んちいま、俺しかいないし。」


私がそういうと、蒼井くんはさらっと言った。

いじわるそうにニヤっとしながら。



あ、わたしなんか終わった気がする...

そう私は思いました切実に。


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