コイスルエバポ
ドーナツも食べ終わり、ほっと一息していたとき、ピコン♪とスマホが鳴った。
名前をみて、うわっ、と言ってしまった。
[せいや]
「ひかりーん、今の、絶対せいやくんからっしょ!」
「おぉ!ひかり、わかりやすいな!」
『も、もう!ニヤニヤすんな!』
石井誠也。幼なじみからだった。
小学生の時にいつも一緒に遊んでいたが、
クラスで冷やかされて以降は二人でいることはほとんどなくなった。
しかし、親ぐるみで仲がいいので、中学に入る前にお互いのアドレスを半強制的に教えさせられた。
何となく気まずいが、いつもふざけたやり取りをしている。
「ひかりーん、はやく返信してあげなって!」
『もー、うるさいなぁ』
マリコとミキはいつもニヤニヤしながら冷やかしてくる。
誠也に罪はないが何となくイラッとしてそっとスマホを閉じた。
名前をみて、うわっ、と言ってしまった。
[せいや]
「ひかりーん、今の、絶対せいやくんからっしょ!」
「おぉ!ひかり、わかりやすいな!」
『も、もう!ニヤニヤすんな!』
石井誠也。幼なじみからだった。
小学生の時にいつも一緒に遊んでいたが、
クラスで冷やかされて以降は二人でいることはほとんどなくなった。
しかし、親ぐるみで仲がいいので、中学に入る前にお互いのアドレスを半強制的に教えさせられた。
何となく気まずいが、いつもふざけたやり取りをしている。
「ひかりーん、はやく返信してあげなって!」
『もー、うるさいなぁ』
マリコとミキはいつもニヤニヤしながら冷やかしてくる。
誠也に罪はないが何となくイラッとしてそっとスマホを閉じた。